今治タオルの吸水性が凄い

今治タオルの魅力のひとつは並外れた吸水性の高さです。

一般的なフェイスタオルやバスタオルは、新品を購入して洗濯せずに使用すると水分をあまり吸い取ってくれないことがあります。

繊維の表面に付着した糊や染料が水をはじくのが原因です。何度か洗濯するうちに糊や染料が落ちていくので、次第に吸水性が高くなっていきます。

しかし、最初からよく水分を吸い取ってくれるタオルのほうが優れているのは間違いありません。

洗髪後にタオルドライするときなどに、吸い取りが悪いと何度もタオルで拭き取らなくてはならないため、髪の毛や地肌を傷める可能性があるのも心配です。

その点、今治タオルは未使用の新品でも最初から高い吸水性を示すのが特徴です。

今治タオルはJIS規格で定められた性能検査において、沈降法とよばれる検査方法を用いて吸水性についての試験を行っています。

沈降法とは約20度の水温が保たれた容器の中にタオルを浮かべ、タオルが水没するまでの時間によって吸水性を測定する検査方法です。タオルが早く沈めば沈むほど、よく水分を吸い込むことを意味しており、今治タオルだけではなくタオル一般の性能を示す試験としてよく用いられています。

この検査方法において、未洗濯のタオルと3回だけ洗濯をしたタオルの両方を用いて検査が行われており、両方に合格したものだけが今治タオルとして販売することが許されます。吸水性について、これほど厳しい品質基準を設けているのは珍しいのが実情です。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *